
投資を始めるための口座開設
ネット証券の口座を開設しよう近年では、何を行うにしてもインターネットで完結するということが主流になってきました。それは投資の世界でも例外ではありません。
ですが、インターネットで手軽に投資ができるからといって、購入資金さえあれば取引できるというわけではありません。
証券会社に自身の投資専用の口座を作る必要があります。株・FXなどそれぞれに合わせた口座が必要です。
インターネット証券は、インターネット環境さえあればパソコンやスマホから誰でも申し込むことができます。
口座を開設できる人とは
インターネット証券での口座を開設するにあたり、特に資格などは必要ありません。職業がどんな形態の人でも大丈夫です。
企業の社長やサラリーマン、個人事業主など誰でも手軽に口座が持てます。
ただし、以下のような職業だと多くの証券会社で口座開設を受け付けてくれない場合がありますので、自分は大丈夫か確認してください。
- ・証券会社で働いている人
- ・日本国内に在住していない人
- ・反社会的勢力に該当する人
- ・本人以外の申し込み
このように、対象外になるのは特殊な立場の人だけですので、ほぼどのような人でもインターネットで気軽に口座を開設することができます。
未成年の場合は親権者・後見人の口座が必要
ほぼどのような人でもインターネットで気軽に口座を開設することができますが、それは未成年についても同様です。
未成年でも、基本的には口座を開設することは制限のない証券会社が多いです。
ただ、すべての年齢で共通ではなく、通常の口座開設の場合には二○歳以上という条件がついています。
では、二○歳未満の未成年だと口座開設ができないのかといえばそれもまた違います。 親権者または後見人がその証券会社に口座開設を済ませていた場合、その未成年口座を作れます。
例えば、「A証券」と「B証券」という二つの証券会社があります。
父親がA証券に口座を持っているいるなら、その子供(二○歳未満)もA証券で未成年口座を作れます。 B証券には父親の口座がないので、その子供は、B証券では未成年口座は作れない、ということです。
口座開設に必要なもの
さて、ここでは具体的に口座開設に必要なものをお伝えしていきます。
まずは「本人確認書類」と「マイナンバー」、「印鑑」は必須です。本人確認書類とは、運転免許証・健康保険証、パスポートなどの身分証明書のことです。
証券会社によっては口座開設に必要な書類の種類が違う場合もあるので、そこは証券会社によく確認を取りましょう。
運転免許証やマイナンバーカードのような顔写真付きの証明書なら一種類の提出で済みますが、各種保険証のような顔写真の付いていない証明書だと、もう一種類別の身分証明書類が必要になってきますので、そのことは頭に入れておいたほうがいいでしょう。
投資に興味を持ったなら、まずは気軽にインターネット証券で口座を作ってみるのも良いかもしれません。